【大会レポ】身内大会参戦直前に死にかけました。
こんばんは、ねくです。
今回は身内大会に参戦しましたよっていうレポートになります。
■ プロローグ
それは1月の頭頃だった。
埼玉(広義)と呼ばれる身内間のグループDMに、"ぱ杯の出席確認と予定"という内容のメッセージが送られてきた。
要約すると「2/10開催、フォーマットはキーセレクションの埼玉最強決定戦」主催がぱくしんなのでぱ杯だ。
「キーセレのモチベなし!」とWIXOSS CUPにも参加せずオールスターばかりやっていた僕は、「集まってワイワイやるだけで楽しいから本戦はテキトーでいいや」とあまりやる気はなかったが、しばらくして2月の頭に送られてきたDMにより話が変わった。
「優勝商品はアンリミテッドセレクター1BOX」
欲しい。
あまりにも欲しかった僕は、まず自分の所持するキーセレのデッキを確認し直すことにした。
出てきたデッキは3つ。
- フルスクラッチ(2弾)環境のリル
- ユートピア(3弾)環境のタマ
- ハッピー5が来る前(5弾発売直後)のエルドラ
うん。なるほどね。
負けを確信した。
主催に「フォーマットをオールスターにしないか?」と意見するくらいには絶望的だった。
僕は考えるのをやめた。
■ 2/9 夜
夕方頃からアンリミテッドセレクターのプロキシ入りのデッキでフリーをしていた僕は、その帰りであることに気がつく。
「明日のぱ杯のデッキ、ない」
絶望的な状態ではあったが、ワンチャン掴めそうなデッキで参戦したいな。と考えた僕は、帰宅しシャワーを浴びるとすぐさまデッキの調整に取り掛かった。
この時、既に日付は変わって時計は1時前を表示していた。
持っていたキーセレのデッキを再度取り出し、最低限現環境で使えるものにしようと試みる。
1.リル
2弾環境のリル。
組み替えようとしたが、ユートピアのカードをまるで持っていなかった。解散。
2.タマ
ハッピー5で止まるので最近のタマはプリキャスで特攻しないらしい。
調べたレシピをパクるやつをやろうとしたが、ゆきめキーを持ってなかった。解散。
3.エルドラ
まぁそんなことになるだろうとは思っていたけど使うデッキが確定した。消去法で。
しかしこのルリグ、すごく問題点がある。
・序盤の打点がない。
・手札もエナもカツカツ。
・LBが弱い。
・アクセやアサシンがハッピー5で消えるのでノーコス多面防御される。
普通に考えて無理だ。
そうして紙を広げたままで、むりだー!と空を仰ぐように横になった。
現実逃避をしながらグループDMで明日持ってくお菓子の話をする。
そうしてひと息。寝転んだままでぼうっと構築を考える。
気がついたら朝だった。
■ 2/10 朝
目が覚めた。ぼやけた脳で状況判断を試みる。
時計は8時過ぎを表示している。
状況を理解し、つけっぱなしの電気と自らの寝相で散らかしたカードを見て虚無になった。
気づいたら9時になってた。
すこしテンションを上げようとYouTubeで30分ほど動画を見て、再度デッキの構築に取り掛かる。
構築ベース
まず問題として、アクセの効果付与をするギミック上、ハッピー5が死ぬほど重たい。
しかし、これには解決札があった。メレドール&アイスケーキとミントだ。
アクセで効果付与をして攻めるのではなく、アクセで盤面をあけて攻めるという魂胆だ。
そうなると構築のベースが決まる。
メレドール&アイスケーキを主軸にサポート札としてBCPICを入れる形だ。BCPICはミントとも相性がいいので使い勝手がいい。
それに伴って、エルドラにはポッピンアイスが必須だと思っていたが、あんまりレベル4が嵩張っても仕方ないと全抜きした。
ルリグデッキ
メイン除去が攻めの基本行動で、メイン機構にハンデスが絡まる。
そうなると防御も除去を中心にして、相手の手札に負荷をかけて行くのがいいだろうと考えた。
そうして、除去数が多くて青でも使えるカードを見つける。
聖マルディウス教会と血晶魔杖だ。
3面バニッシュを2回。それに低コストでハンドに負荷をかけるというコンセプトにも合うジャイアントキリングと、コストのいらない防御としてセレクトハッピー5を投入した。
もう1枚はドントイートかドントラッシュかで悩んだが、除去札でもあるドントイートにした。
序盤展開
序盤の打点がないという点はもうどうしようもないだろう。
ならばとせめてもの上振れ要素としてアラザンとラズベリーを入れた。
パワー的に序盤踏まれづらいアタック時ドローだ。
ブルーワイハではなくアラザンなのは、先手の方が踏まれづらいのに、ブルーワイハにアクセしても先1でアタックできないこと。そして一部のLBがレベル1であることを参照にするため、それを嫌ってである。
そんなこんなでできた構築がこれ
くそ弱そう!wといいながら時間もなかったので、とりあえず向かおうかと準備を始める。
着替えて紙とプレイマットを鞄の中に入れ家を出た。
途中コンビニに寄り、お菓子を購入。
もともと買うつもりだったお菓子とは違うものを買ったが、思ったより時間使っちゃったし仕方ないと言い聞かせ、鞄にしまった。
そうして駅に着いた時に気づく。
以前まとめておいた、参加する人間に渡す予定があるものをまるごと家に置いてきた。
アホすぎるけど、電車に乗る前に気づけてよかったと思う。
家と駅の往復の時間を考えると集合予定より15分ほど遅れることとなったので連絡をいれ、急いで取りに帰る。
家に着き、忘れものを回収。鞄の口は買ったお菓子が塞いでいたので、一度お菓子を取り出して忘れものを鞄に入れた。
そうして再度駅へ。電車に乗り、今度はお菓子を置いてきたことに気づいた。
■ ぱ杯
少し遅れて会場に着いた。神田にあるカラオケ店だ。
14人という人数が入ると少しばかり手狭に感じる部屋はすでに盛り上がりを見せていた。
雑談をしたり、デュエマが開始されたりする中で参加賞のオリパが配られる。
スリーさんのオリパがすごくて興奮した。
大会のマッチングが決まり、卓の関係上AとBのブロックに別れて、Aブロックから試合が始まった。
左がAブロック、右がBブロック。
僕の初戦の相手は、5cコントロールが上手い人。ルリグはタマ。
エルドラ対タマ
こちらは2に削ったせいで恵那が見えず、赤エナが構えられなくて少し困るも、序盤にヨミフダを投げらなかった上にしっかりサーバントを切れたので盾を5枚残したまま4にグロウ。そのまま相手の攻撃をしっかり守りつつ3面要求し続けて勝ち。
序盤削られなかったのが全てな気がするが、ランペルがタマ使うの初めてで全体的にガバガバだったので諸説。
席を交代してBブロックの対戦が始まる。
僕は対戦内容をちゃんと見ないでオールスターのフリーをしたり、テニミュの曲を歌ったりしていた。
そんな中、奥の席では主催のぱくしんのリメンバとスリーさんのエルドラが対戦している。
主催ということもあり、ぱく側が勝ってもスリーさんが上がるという内容だったが、ぱくの手札にホロスチャートが4枚集まって死んでいった。
一方かまっちユキはときかぜの運がすごいタマにラックバスターされていた。
2戦目。対面はアクティブなるおんさん。ルリグは優羽莉。
ダイスで勝って先手を貰う。経験上対優羽莉は盾が残ったままでエナ絞られつつショット要求され続けるのが1番キツいので、序盤はガンガン受けて4に乗った時には盾が1に。
メイン除去と全面焼き防御で相手の手札が無くなってきたところにキリングでハンデス。
要求面数が少なくなったのもありそのまま押し切った。
先手だったのがかなり大きかったので、じゃんけんだった。という話になったけど、よく考えたらじゃんけんしてなかった。
再びBブロックにうつる。
外野ではしゃいで全く試合を見てないので試合内容イマイチ分からず。
しょーがねーだろ赤ちゃんなんだから。
ひとつ分かることは、ラックバスターがもう1人のユキを潰してた。
そんなこんなで準決勝。
対面はからばこさん。ルリグは夢限。
序盤にこちらの上振れ要素である所のラズベリーつきアラザンをピアノセンで破壊され発狂しかける。
序盤から要求され盾枚数に少しばかり差をつけられたまま4に。
マルディウスを貼るも、それでエナに赤を払えるカードがなくなったため、アタックトリガーによる3面要求にゆきめキー破棄で全面焼き防御を封じられる。
少し予定より早めのキリングを吐き、2ハンデスを入れながら1面除去し、耐える。
全面あけ要求をしてるうちに相手のリソースがなくなり、要求値が下がったため守り切って勝ち。
隣の卓ではラックバスターが散ってた。南無三。
そして決勝。
対面はふっじー選手。ルリグはユヅキ。
じゃんけんに負け、初ターンの2ドロー込みのハンドにサーバントが5枚。
なんだこれはになるも、下級調理をちゃんと引いていたため、大きな事故にはならずに済んだ。
序盤のアタッカーが居ないため、他の試合同様に点数をリードされた。
ユヅキ側がサーバントを引いてなかったため大きい差はつかなかったが、先に4にグロウされての要求でキリングを吐かされ、次の相手の要求をエクシードで全面飛ばして守る。
その返し、オーバーランに合わせて要求するためにBCPICにアサシンをつける所だが、こちらの手札枚数もかなり怪しかったため、甘えてドローを選択。
これが響く形となり、結果一手届かず。
かなり悔しい負けになった。
結果2位。
朝まで絶望していたにしては好戦績だったので満足ではあるが、この後のランダム賞の配布でふっじーにめちゃくちゃアド取られてクソ冷えた。
その後もみんなで遊び倒して、二次会で飲みに。とても楽しい1日を過ごした。
また開いて。
■ エピローグ
結果に満足しているとはいえ、構築部分やプレイングは反省点がそれなりにあったので改善の余地ありだ。
構築の反省点としては、スイカアイスが要らなかったというところ。
ポッピンアイスが非採用でBCPICのアサシン付与も滅多に使わないので、従来のエルドラのように攻めでエナが必要ということがなかった。故にエナはわりと余裕があったので、スイカアイスではなくパワーラインを重視してレベル1を選択するべきだったなと感じた。
とはいえ、アンリミテッドセレクターの発売もあり、しばらくはまたキーセレクションをやらなくなりそうではある。
ぱ杯ではランダム賞の景品としてキーセレのデッキを投げた人間が2人居たくらいだ。
中でも景品としてデッキを投げながら「あばよキーセレ」というスリーさんがとても輝いていた。
しばらくはネタにできそう。
■ あとがき
そんなこんなでぱ杯のレポでした。
テキトーにサーっと書いたらこれほんとにレポートか?って内容になったけどまぁいいでしょ。
アンリミテッドセレクターがめっちゃ楽しみって言うのもあって、最後の方にも書いたようにほんとにしばらくはキーセレやらなそうだなーって思ってたら、締めの言葉が決まりました。
あばよキーセレ!!
はい。ではまた